イッパチ会パラオ研修旅行(三日目)を迎えた。「年に1回はどの会でも行かない場所に行こう!」と決めて、この度のイッパチ会オフ会も3回目となった。2007年には、ハワイのホノルルへと旅立ち、ホノルルマラソン(42.195km)を無事に完走した。2008年には、マカオに旅立ち、233mのバンジージャンプを体験することに成功した、2009年には、まだ発見されて間もない古代遺跡アンコールワットのカンボジアへと旅立ち、普通では味わえない経験をさせてもらった。そして今回の2010年は、パラオ研修旅行である。本日も大晴天の空の下、ペリリュー島の摩訶不思議大冒険が始まる・・・。
コロール島の南、約50kmに位置するペリリュー島。パラオロイヤルリゾートホテルから出発した私たちを乗せた1隻の船は、青い海原を1時間10分の時間を掛け、ペリリュー島の港であるノース・ドックに到着したのであった。
面積約13k㎡の小さなペリリュー島には、人口約700名が住んでいる自然味あふれる雰囲気のアイランドである。港で船から車に乗り換えた私たちは、近くにある千人洞窟に行くことに・・・。洞窟に入る前に1礼拝礼し、いざ懐中電灯を片手に洞窟内を散策したのである。そこは、戦争の生々しい姿が今でもそのままに残されていた。火炎瓶に使われていた瓶の数々や弾薬箱やボンベ等が洞窟内に散らばっていた・・・。そして、洞窟出口には火炎放射器の火力で黒焦げになった石灰岩がそこに見られた・・・。その後、戦争記念博物館や第2次世界大戦の戦跡が残るペリリュー日本軍司令部に訪れ、建物が破壊された戦争の悲惨さを目の当たりにしたのであった・・・。
ちょうど昼時となったので、島の南端にある世界平和を祈念して造られた公園のペリリュー平和記念公園に訪れ、太平洋を背にして弁当を食べることにした(昨日の夜に食べた韓国料理「やきにく」の弁当だったのに驚いた)。そして、お腹も一杯になった私たちは、今でもたまに使われているというペリリュー空港ターミナル(滑走路)を拝見し、動かなくなってしまった今もその姿を残している米軍水陸両用戦車や日本軍防空壕・大砲跡をしっかりとその眼に焼き付けた。最後に山道から続く115段の階段を上り、木でできたテラス状の展望台(ブラッディ・ノーズ・リッジ・モニュメント)から、一瞬言葉を失ってしまうほどの景色がパノラマに広がっていたのであった・・・。こうして、ペリリュー島1日観光ツアーは幕を閉じたのである。
第2次世界大戦において、最も激しい戦闘が繰り広げられたペリリュー島で、改めて世界平和の大切さを学ぶことができました。無念の残る先人たちの心打たれる手紙の数々や今でも残されている戦車・大砲を見たことで、私たちに戦争の悲惨さを色んな角度から訴えかけてきました。この戦争で生涯を閉じた先人たちに、心からのご冥福をお祈り申し上げます。明日は無限の青が存在するといわれる、ミルキーウェイに赴く予定であります。明日の大冒険を夢見て、大きな期待を膨らます私たちなのであった・・・。明日へとつづく・・・。
PS:本日、不可解な現象が起きてしまった。千人洞窟潜入したまではマイカメラが機能していたのが、洞窟を抜け出た後にシャッターを切ると全く写らなくなってしまいました・・・。何かあるのか・・・?
港で船から車に乗り換えた私たちは、近くにある千人洞窟に行くことに・・・。洞窟に入る前に1礼拝礼し、いざ懐中電灯を片手に洞窟内を散策したのである。
戦争の生々しい姿が今でもそのままに残されていた。火炎瓶に使われていた瓶の数々や弾薬箱やボンベ等が洞窟内に散らばっていた・・・。
ガイドさんに説明を受けながら、さらに洞窟の奥へと突き進む私たち・・・。すると、洞窟の天井を見ていた日野さんが「なんかおるで!」と言ったのである。その声に反応した私は、懐中電灯を上に照らしてみた・・・↓ ↓ ↓
日本では見たこともない巨大な蜘蛛がこっちを見ていた。これを発見してしまってからは、ガイドさんの説明がまったく頭に入らなかった・・・。
戦没者慰霊碑に線香を備え、イッパチ会一同礼拝して心からのご冥福をお祈り申し上げました。
戦争記念博物館に訪れ、建物が破壊された戦争の悲惨さを目の当たりにしたのであった・・・。
ペリリュー日本軍司令部跡に訪れ、建物を拝見させてもらいました。建物中心には1トンもの爆撃が落ちた跡があり、壁には銃痕が残るなど、攻撃の凄まじさを目の当たりにしました。建物は強固なRC造だった・・・。
昼食を食べ、お腹も一杯になった私たちは、今でもたまに使われているというペリリュー空港ターミナル(滑走路)を拝見しました。
動かなくなってしまった今もその姿を残している戦車と共に記念写真を撮りました。
この巨大な大砲で、東から攻めてくる米軍戦艦に対し発砲したそうであります。大砲の上には不発弾が残っていました・・・。
最後に山道から続く115段の階段を上り、木でできたテラス状の展望台(ブラッディ・ノーズ・リッジ・モニュメント)から、一瞬言葉を失ってしまうほどの景色がパノラマに広がっていたのであった・・・。こうして、ペリリュー島1日観光ツアーは幕を閉じたのである。
本日の締め夕食は、パラオロイヤルリゾートホテルの近くにあるパラオ料理店に訪れました。メニューを見ると、パラオ名物のコウモリスープがあったので、注文してみることにしました。すると、ご丁寧に首にリボンが結ばれたコウモリくんが食卓の前に現れたのであります。コウモリくんは可愛らしい顔をしていました。スープの味は癖のある濃厚なものでありました。美味しかったですよ。