7月22日(木)、国際ホテル松山にて、平成22年度愛媛県建設業協会青年部会合同献血推進研修会が開催された。本日は愛媛県建設業協会青年部会の12の支部と愛媛県産業廃棄物協会青年部会の合同の献血推進研修会ということで、志高い土木・建設業の青年たちと環境のエキスパートたちが松山に集結し、愛媛県の献血の現状と課題を学び合ったのであった・・・。まもなく、愛媛県赤十字血液センター所長である松坂 俊光氏による「命のリレー」をテーマとした献血出前教室が行われた。
松坂先生は、20年前から現在にかけて、愛媛県の献血者の減少を私たちに報告した。20年間でその数、約46,000人が減少したそうである。年代別で献血者の減少を調べてみると、10代と20代が減少傾向にあるという。特に男性の献血者が少ないのがデーターとして残っている。そこで、現在、愛媛県赤十字血液センターでは、献血出前教室を行い、小学校・中学校・高等学校で献血の現状と課題を子どもたちに伝えているのである。輸血者の97%が、日々病気と闘っている方へ、献血した血液が送られている現状を聴いた。たった今、私たちの血液を必要としている人たちはたくさんいることを知った・・・。しかし、「誰かが献血をやってくれるからいい」と思った時もあったのは事実である。しかし、本日の献血出前教室「命のリレー」を聴いて、私の心は揺れ動いたのであった・・・。「無関心」という殻を破り捨てて・・・。
本日は、平成22年度愛媛県建設業協会青年部会合同献血推進研修会に参加させていただきまして、誠にありがとうございました。本日の研修会を聴いて、私自身、改めて献血の大切さ、「無関心」の怖さを思い知らされました。私たちの前向きな行動により、病気と闘う多くの人たちを救えることができる事実を聴いて、一人の人間として、救う責任の重大性を再認識することができました。今、血液は不足しています。「命のリレー」の走者として命のバトンをつなぐ為にも、今後私は、救う責任者の担いを全うしていきたいと思います。今後とも「命のリレー」の走者が集まっていきますことを心から祈っております。本日は誠にありがとうございました。
献血出前教室の後は、懇親会を行いました。愛媛県産業廃棄物協会青年部会長である佐々木 隆二様の乾杯のご発声により、懇親会は幕を開けました。愛媛県赤十字血液センター、愛媛県建設業協会青年部会、愛媛県産業廃棄物青年部会が一丸となり、今後の愛媛県の献血推進していくことを共に誓い合いました・・・。